英会話 スクールを考えてみる
英国の詩人 G も、次のような熱い思いを吐露しています。
H の小説「誰がために鐘は鳴る』の冒頭に引用していて、最後の部分は同小説の原題に使われています。
人類はまったく違うというわけでもないし、まったく同じというわけでもない。
何とも歯がゆいことです。
白か黒かはっきりしてもらいたいし、はっきりさせたい。
これ、人情です。
そこで生まれたことばのひとつにガイジンがあります。
T さん、日本のことをかなり知っているけど所詮はガイジンだよねえとか、俺のおガイジンと結婚して英語ペラペラとか、けなしたり持ちあげたりする際に使用されます。
英語がかなり上手になり、外国からの知人や友人ができてもこのことばを使う人がいます。
外国人はこの慣用語をすぐ覚えるようです。
食堂、電車、待合室、人の集まる場所に入ると周囲の話題が変わり、このことばが聞こえてくるからです。
ごみごみした大都会では、目を合わせない特別なテクニックを身につけた歩行者であふれ返っています。
さて雑踏での注意点ですが、人を凝視しないこと。
「優秀な」アメリカ人像とそっくりなのが、「完全主義志向英語人間」です。
高すぎる目標を掲げ、結果が思ったよりよくないと、自分を許せず傷つき敗れてしまうのです。
あなたがリストから選んだ項目には、完全主義志向のものが多いのではありませんか?もちろんそうした能力も大切ではありますが、英語を話すということは、異国で生活するようなもの。
失敗におびえず、高望みをしすぎず、自分のエラーを許し、長く居続けるのがコツです。
そうすれば、いろいろな扉が次第に聞かれてくるでしょう。
加齢のせいでしょうか、最近、映画『寅さん』(第何作でもよい)の最後の場面のあの曲がはじまると、目がジワッとなり、オレも日本人だ、という感慨に襲われます。
それと同じくらいの感動と興奮で「自分はやっぱり日本人だ(わ)あ」と思うときが、「英語人間」たちにはあるのです。
ここまで知らないと日本人じゃない、知りすぎていても日本人じゃない。
日本教室で外国人の生徒を減点評価するような英会話が行われてしまう。
我々日本人の中に、「知らないと肩身が狭い」という意識があって、こうした、結構厳しい減点主義につながるのではないでしょうか。
まあいちいち目くじらを立てずにユーモアととってもらえればいいのですが、英会話の中にこうしたコメントが出すぎると、水平な友好関係がとりにくくなることもあります。
というわけで、突然ですが舞台は水戸市、借楽園。
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